2011年01月25日

久しぶりに

どうも皆様、お久しぶりです。

1月の初めに沖縄旅行に行ったっきり音沙汰なしでしたが、別に沖縄に移住したとかではなく普通に帰ってきて風邪をひいていただけです(久しぶりに38℃出たよ!)

ということで先日奥さんに連れられて、たぶん見に行くことはないだろうと思っていた「ノルウェイの森」を見てきました。
ちなみにその次の日に熱が出たので、内容は若干霧の中なのですが、一応ハルキストとしてネタバレ兼の感想を。

 

いや、Battle for Wesnoth日記も書きますよ。完結させますよ。

 

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総説…準駄作。

原作を読んでいない人には良くわからないが、原作を読みこんでいる人からすると省きが多すぎるという、原作つき映画の典型的な消化不良のパターン。
結局「数年前に読んだ」というような人しか楽しめないのではないでしょうか。そして20数年前に発表されたこの小説において、いくらベストセラーとは言えそんな人はどれぐらいいるのか。

 

役者…当たり外れが大きい。

ワタナベ→松山ケンイチは△。だけどガタイが良すぎるのと意外にイケメンオーラ出しすぎのため、永沢さんに対抗してしまい、緑との出会いも単なるナンパにしか見えない。

直子→菊池凛子はあり得ない。××。今回一番の外れ。前髪パッツンで泣き叫ぶ姿はただのメンヘラにしか見えない。ノルウェイの森はホラー映画じゃありません。

緑→水原希子は今回一番の当たりで◎。元気でなおかつアンニュイな緑のイメージが良く出ていた。だけど演技指導のせいか、セリフが緑の割にはやけに少なかったためになんかワタナベとの絡みが思わせぶりなだけに陥っていた。

永沢→玉山鉄二は○。というかイケメンなら誰がやっても大体良さそうなのがこの役。ちょっとニヒルっぽいところが良し。なぜか映画では原作のイメージよりもフューチャーされてた。

キズキ→高良健吾は△。理由は何だか永沢さんと被っていたから。

レイコさん→霧島れいかは○。ただ役者はいいのに演技指導と脚本がひどかった。今回一番の問題点。

ハツミさん→初音映莉子は△。お姉さんっぽいところは評価するけど、時々非常にいやらしい感じに嫉妬深い顔をする。ハツミさんは怒りに震えて口をひくひくとはさせないと思うんだけどなぁ。

 

音楽…持ち上げた割には…という感じ。

ご存じビートルズの「ノルウェイの森」が主題歌ですが、エンドロールで申し訳なさげ程度に流れるだけです。
一応レイコさんも演奏しますが素人丸出しなのでお薦めできません。

 

気になった所をつらつらと(ネタバレあり)

1.プロローグが飛行機のシーンではなくなった。なので視点が原作の「現在の自分から過去の自分へ」というのがぼやけている。

2.やたらめったら顔のアップが多い。そりゃ全身映すわけにいかないシーンが多々あるからなんだけど…。映像に凝っているだけに残念。

3.永沢さんの絡みが多すぎる。緑との絡みをその分増やした方がいいんじゃないのだろうか。

4.直子と出かけた草原、風強すぎ。もうちょっとのんびりしたイメージがありましたが、映画では台風並みの風が吹いています。

5.緑との絡みが思わせぶりすぎる。『緑に振り回されるワタナベ』ではなく、『緑を掌の上で転がすジゴロワタナベ』みたいになってる。

6.直子の死のシーン、ひどすぎ。原作ではレイコさんからの手紙を交えた回想なのだが、映画だと首を吊った直子の足が見えて、そのあといきなり「直子が死んだ」とワタナベが号泣するシーンになる。しかも岩場で。意味不明。

7.レイコさんとのセックスが、その前の二人きりでのお葬式を省いたためにひどい事に。あれはギターの演奏からセックスまでで一つの儀式であり、それを通してレイコさんもワタナベも直子の喪失の痛みから回復するという意味だと思うんですが。映画だとただの若い男を求めるおばさんと、面倒くさいけど応じるイケメンになってる。実際映画では原作とワタナベのセリフが違うしね。

8.最後のシーンですが、まあ原作でもよくわからないんだから映画でもわからなくなってても当然か。

 

 

という感じです。TSUTAYAで借りよう。

posted by やどかり at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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